TOEFLって他の英語能力試験とどう違うの?

英語力の基準となる英語能力試験

TOEFLについて
日本では企業の昇進試験などにも採用されているTOEICや、海外留学を検討されている方は受験するIELTSについて知っている方も多いかと思います。TOEFLは、海外の大学進学や海外留学を考えている方にとっては、IELTSなどと同じように英語力の基準となる重要な英語能力試験となります。今回はそんな、TOEFLについて他の英語能力試験とどう違うのかと言う部分を重点的に解説していきたいと思います。

TOEFLとは?

TOEFLについて
そもそもTOEFLとは一体どういうものなのでしょうか?TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略称となります。アメリカのNPO法人がテストを運営しており、その名の通り英語圏以外の人を対象とした英語能力試験となります。ちなみにTOEICはTOEFLと同じアメリカのNPO法人が運営しており、英語によるコミュニケーション能力を測定するテストという位置づけで主にビジネスやコミュニケーションなどで必要な英語コミュニケーション能力を測定するものであります。それに対してTOEFLは、欧米の大学の入学基準となっていたり、海外留学する場合にTOEFLスコアが必要となる等アカデミックな用途に用いられます。

TOEFLの試験内容

TOEFLの試験内容は「Reading」「Listening」「Writing」「Speaking」の4科目となります。この試験内容はIELTSと同じ内容となります。

セクション 制限時間 問題 課題
Reading 60〜80分 36〜56問 学術的な文章の抜粋を3または4パッセージ読んで質問に答える
Listening 60〜90分 34〜51問 講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える
休憩 10分
Writing 50分 2課題 リーディングやListeningのタスクを基にエッセイ形式の答案を書く。意見を支持する文章を書く。

試験の内容的にも、学術的な内容や、授業の討論や会話などからの出題が殆どで、大学での英語力を測定する内容に特化されております。

TOEFL試験はどこで行われている?

TOEFLの試験は全国の大学、専門学校やTOEFLの試験センターなどで年数回実施されています。受験料は230USドルとなります。この試験地や受験料などもIELTSとさほど変わりはありません。

TOEFLのスコアはどのように表される?

スキル スコアの範囲 レベル
Reading 0〜30 高(22〜30)
中(15〜21)
低(0〜14)
Listening 0〜30 高(22〜30)
中(15〜21)
低(0〜14)
Speaking 0〜30に換算 優(26〜30)
良(18〜25)
限定的(10〜17)
弱(0~9)
Writing 0〜120 優(24〜30)
良(17〜23)
限定的(1〜16)
総合スコア 0〜120

TOEFLのスコアがそれぞれのスキルで0~30の範囲でつけられます。ReadingとListeningはテストとなるため、はっきりとスコアがでますが、SpeakingとWritingは、課題の出来を0~30に換算します。その結果、総合スコアを0~120として受験者に知らせます。インターネットによるスコア照会を行うことも可能です。

TOEFLとIELTSの違いって何?

TOEFLとIELTSはここまで説明した通り、海外の大学への英語力の基準となることやテスト内容が似ている等、似ているテストと言えます。
しかし、細かい部分を見ていくとそれぞれは違うテストであるということができます。まずIELTSはイギリスの試験となりますので、問題やListeningには基本的にはイギリス英語で製作されています。

それに対してTOEFLはアメリカ英語のため、日本の学校教育はアメリカ英語を基準としているため、慣れ親しんでいるということが言えます。しかしSpeakingではIELTSでは面接官が一対一で会話を行ってくれるのに対して、TOEFLは経費節減のため、コンピューターに向かって話しかける形の試験となりますので、慣れていない人にとってはやりづらい試験となります。

また、IELTSでは、Listeningは短い文章を聞いてからの穴埋めとなっているのに対して、TOEFLの場合、Listeningは長い会話や授業の一部を聞いた後に問題に答えることとなりますので、長いListeningに慣れておく必要があります。このように同じような試験内容と位置づけではありますが、細かい部分を見ていくとIELTSとTOEFLは異なります。

TOEFLのスコアは他の試験のどの程度に相当するの?

IELTSは1~9までの総合スコアで判断するのに対して、0~120の総合スコアで判断するTOEFLですが、おおよそこのスコアは数字が違うだけで同じものを測定しているというような位置づけとしてよいでしょう。TOEFLのスコア120はIELTSの9相当となります。TOEFLとIELTSは両方受験する必要はありません。

海外の大学進学で必要なTOEFL

海外の大学進学の際に大学の授業を理解するだけの英語力があるかを図るためにTOEFLのスコアの提出を求められます。これは受験出願の際に求められるもので、大学側の指定するスコア以下であれば、出願すら出すことができません。アメリカ以外の国では提出するスコアは。IELTSもしくはTOEFLのスコアとなっている大学が多いですが、アメリカの大学ではTOEFLのみとなっているところが殆どです。TOEFLはIELTSよりも多くの大学が英語力の基準として採用していることが分かります。

マレーシアの大学の出願に必要な英語力

欧米の大学だけでなく、マレーシアの大学でも英語力の証明としてTOEFLのスコア提出は求められます。マレーシアにはイギリスやオーストラリアと提携している大学も多くありますので、自分の志望する大学の英語力の判断基準にIELTSが採用されているのか、TOEFLが採用されているのかをよく確認するようにしましょう。中には英語力を問わないような大学もありますが、クアラルンプール中心部にあるような人気の大学では、英語力の証明が必要となる場合が多くなっています。

TOEFLのスコアが基準に達する=大学へ出願を出せる段階

自分のTOEFLのスコアが志望する大学の基準に達していたとします。それは出願の条件のひとつをクリアしたというだけであって、その先に入学試験があります。マレーシアの大学にとって留学生や海外からの大学入学希望者に英語力はそれだけ当たり前だということです。TOEFLのスコアを上げることに終始してしまうと、その先の入学試験には合格しないということになってしまいます。よくTOEICなどの英語力測定試験で高得点を出している人が英語を使えないという話がありますが、この得点やスコアは基礎的な部分を理解しているということだけであって、実際に会話を円滑に行うことができるかということはまた別の問題となります。TOEFLスコアの提出ということで、考えると難しくなってしまいますが、日本の大学でいう所のセンター試験と考えていただければわかりやすいのだと思います。

センター試験の得点率でどこの大学を受けるのかを改めて検討したり、その後に大学の入学試験を受けるというようなことのセンター試験の部分にTOEFLやIELTSが採用されていると考えると、理解しやすいのではないでしょうか。

TOEFLは、何回も受けることができる

TOEFLはセンター試験と違い、何度も受けることが可能です。また、テストを受けたスコアは2年間有効となりますので、その間にじっくりと海外の志望する大学を選ぶことができます。

日本では英語ができる人は特別だが…

日本にいると英語ができるというだけで得意になってしまうような人もいますが、海外から見ればセンター試験のような基礎を問うものとして扱われています。基礎ができていれば、自分の気持ちを英語で表すことなどもできますが、その表したい気持ちがなければ、元も子もありません。TOEFLは何度も受験することができますので、英語に苦手意識を持っている人も、基礎を鍛えて海外の仲間たちに自分の気持ちを表せるようにしましょう。

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