海外への大学留学

グローバル社会への進出に強い海外大学留学という選択肢

将来は英語力を活かせる仕事がしたいという夢を子どもの頃から持っているお子さんはたくさんいます。そして、英語力を活かすことができる仕事も国内外には山ほどあります。しかし、その仕事を担えるだけの力を持つ人材がとても不足しています。それがいわゆる「グローバル人材」と呼ばれる人々ですが、それを目指している人が多いのにも関わらず思うように増加しない理由は一体何なのでしょうか。

この問題を解決する方法として最も効果的な方法の一つとも言えるのが海外大学留学です。海外の大学なんてどうやったら進学できるのかがまず想像できないという人も多いことでしょう。しかし、そのための情報入手や具体的なサポートを受けることは、今の時代それほど難しくはありません。

近年では、日本の難関校へも合格できる力を持つ学生達が、さらなる上を目指して海外の大学進学の道を選ぶ動きが増えてきているという実態もあります。

2016年アジア大学ランキング

イギリスの教育専門誌が発表したアジア地域の大学ランキングで、前年度まで連続首位の東京大学が7位に転落した。日本の大学の現状を不安視する声もあり、高校生の海外への大学進学思考が高まりつつある。しかし、今の日本で型どおりの英語教育を受けただけでは、グローバルな活躍が出来るまでに成長する人材を増やすのは難しいということに気がついている人も多いのではないでしょうか。

日本の義務教育における英語は、今はもう小学校から始まっています。その内容はよりコミュニケーションを意識したカリキュラムとなってはいるものの、中学を卒業するまでにグローバルに通用する英語の基礎を身につけられている生徒は、決して多いと言える状況ではありません。子ども達が自分の将来についての夢や希望を持った時、なりたい自分像をどれだけ具体的にイメージすることができるかどうかは、周囲の大人のサポートがとても重要になります。ですから、子どもの夢をより現実的なものへとの変えていくためには、子ども達を育てている保護者の皆さんの意識をまず変えることから始める必要があるかもしれません。

英語教育の違いから見る今と昔のグローバルに対する認識の差

「もっと英語を勉強しておけば良かった」と大人になってから後悔する人は後を絶ちません。そう考える理由は人によって様々ですが、就職した当初は英語力など必要のなかった職場がグローバル化に伴って海外進出をしたり、日本に訪れる外国人が増加することで英語でも理解できるサービスの提供が必要になったりと、かつてはあまり想像できなかった状況へと変化している職場はたくさんあります。そのように日本の環境が変化していくにあたって、将来のために英語はできた方がいいと考えられていたという時代はもはや過ぎ、英語ができることが基本と考えられる時代に突入してきました。

今と昔の英語教育の方法は大きく変化している

義務教育の英語は中学から 小学校で英語が必須
読み書き中心 コミュニケーション力の強化
文法重視 読む・聞く・書く・話すのバランス重視
重い辞書を使用 デジタル教材の活用

しかし、大学教育こそがグローバル育成の要と考えられている傾向もあって、子どもに受けさせる教育の多くが将来の大学受験を意識したものである場合が少なくありません。長引く不景気で不安定化している今の世の中において、子どもには少しでも安定した生活を送らせたいと願うのはどんな親でも同じです。そのため、就職の選択肢を増やすために大学受験に重きを置いてしまうのも無理のないことです。そうすると、まずは良い大学へ進学させるということが大きな目標となり、どの分野においても絶対に必要になる英語に早くから注目が集まるという流れができていきます。ただ、ここでひとつ大きな盲点になりがちなのが、英語さえできれば将来困らないだろうという漠然とした期待です。

確かに英語ができれば様々な進路において有利になるのは間違いありませんが、英語ができるという状態が読み書きなのかコミュニケーションなのかによって結果は全く異なるものになるでしょう。しかし、保護者が子どもの英語力を知る方法は一元的である場合がほとんどです。

自分の子どもが英語をどのぐらい習得しているのかを保護者が計る基準になるものは、テストの結果や成績といった数値がほとんどです。その数値が高ければ高いほど安心し、成績が良ければ将来社会で活躍できるようになるだろうという希望も持ちます。このことは、塾や英会話に通う子どもがとても多いという事実からもよくわかるのではないでしょうか。

確かに、競争率の激しい日本の大学受験を勝ち抜くためには、どの分野に進むにしても高い英語力を身につけておくことはどうしても必要ですから、世の中の大半の流れがそうなることは決して不思議ではなく、ある意味当然なのかもしれません。しかし、ここではっきりと言えるのは、英語がどれだけできたとしてもグローバルな人材に成長できるという保証は一切ないということです。「グローバル」という言葉は、国や経済界、教育界などあらゆる場面で日々頻繁に飛び交っています。IT技術の急速な進歩もあってメディアでもその重要性は広く叫ばれるようになっているため、世の中の意識は一気に国際化に向かって変化してきています。では、実際グローバル化した今の社会がどうなっているのかということを、具体的にどれほど理解できているかと自問してみると、実はよくわからないという人も少なくないのが現状なのです。

英語の重要性に対する理解は日本全体にもかなり浸透していますが、「グローバル人材の育成イコール英語力の強化」という風に解釈されていることも少なくありません。しかし、これから先の社会において英語力だけではもはや通用しなくなっていくことは明白です。そこで大切になるのは、本当のグローバルとは何なのかについて改めて考え直すということです。

「百聞は一見にしかず」チャレンジした人が勝つ世の中

大学留学

人の生き方そのものが多様化する現代において、人生の選択肢は国を飛び越えて世界中にあるのが今の時代です。しかし、どのような道があるのかを知らなければ将来の選択肢が広がるということはないでしょう。日本の大学へ進学すれば、多くの人は4年間で卒業した後に様々な企業へと就職していきます。大学を選ぶ基準は人それぞれですが、就職率のいい大学や将来やりたいことにつながる資格や知識を習得することが出来る大学など、選択の幅は決して少なくありません。

一方、海外の大学へ留学する人も昔から一定数存在しています。長期間の留学をする人はもちろん、短期間の留学をするという人も決して珍しくはありませんでした。しかし、「英会話」を学びに行くための海外留学という意味合いが強かった昔とは違い、現代の海外留学では、各分野における幅広い知識やスキルを身につけていくために、あくまでも英語をコミュニケーションの道具として使っていくことになります。ですから、留学してから英語を勉強するのではなく、初めからそれなりの力は持っていなければなりません。

積極的な行動がチャンスにつながっていく

最初の一歩は勇気がいることかもしれませんが、初めから不安も緊張もない人はまずいません。しかし、それを乗り越えていくというプロセスもあって人間として大きく成長することができるのです。現代の多くの企業は、規模の大小に関わらず海外との取引が当たり前に行われているということもあって、求められる人物像はやはりグローバルな人材です。海外ビジネスというと欧米を思い浮かべるかもしれませんが、取引先は欧米だけでなくそれ以外の国がかなりの割合を占めていますから、様々な国の人達と上手に関われるバイタリティが必要です。

世界中の様々な国における生活や文化、宗教や価値観など、日本にいるとなかなか知る機会が少ないリアルな多様性を理解するには、実際に世界へ出ることが一番です。本当の意味でグローバルに活躍する人になりたいと願うならばまずは行動あるのみです。成功するかしないかの差は、チャレンジをするかしないかにかかっているのです。

日本人らしさを大切にしながら世界で生きていくために

テレビやインターネットなどを通して欲しい情報はすぐ手に入るので、世界には日本人とは全く考え方や暮らし方の異なる人々が大勢いるということは誰でも知っていることでしょう。実社会に出て世界を相手に仕事をするとなると、そのように多様な価値観を持った人々といかにうまくコミュニケーションをとって共通認識を持つことができるかというのがとても重要になります。

多様性を恐れずに受け入れる

日本では、ともすれば同調圧力が強すぎてしまう場合もあって、「人との違い」というものに対する違和感や拒否感を抱く環境がまだまだ多くあると感じることも多いのではないでしょうか。それは良い方へ作用すれば協調性や団結力になりますが、悪くすると偏見や差別を助長しかねない考え方でもあります。グローバル人材としての要素に欠かせない多様性の理解は、多くの日本人が抱える課題でもあるのです。

人間の価値は学歴だけで決まるものではありませんから、社会で活躍する全ての人がグローバルな人材でなければならないというわけではもちろんありませんが、一方で教育格差と収入格差が比例しているという日本の現実から目をそらすわけにもいきません。流れが早くて競争の激しい社会で生き残り続けるためには、それなりの知識や経験、実践的なスキルなどがあった方が有利になるというはまぎれもないことなのです。そういう意味でも、日本国内での大学進学を飛び越えて海外の大学進学を選ぶということは、日本のどこで働くかというのではなく世界のどこで働くかという選択肢を持てるようになる大きなステップになるのです。

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