「ロングステイヤー」という言葉を聞いたことはありますか?
自分のお気に入りの海外で「悠々自適」、のんびりとした時間の流れの中で暮らしたい。定年退職後はここまでの喧騒から解放され、たった一度しかない人生の灯をそっと燃やしてみたいと願う方は年々増加の一途です。好きな時にできる釣りやゴルフ、植物を育て絵を描き異国の人とふれあい新しい友を見つける喜び。そんな夢を実現させた方々を「ロングステイヤー」と呼んでいます。
マレーシアが選ばれる原因
- 親日的
- 日本に近い(7時間、それに時差も1時間だけ)
- 物価が安い(平均すれば1/3程度)
- 医療機関やインフラの充実
- 制度的にも移住のハードルは高くない
- 食事がおいしい
- 観光地・文化遺産など見るところに困らない
- マレーシアを拠点にすれば世界中旅行できる点で日本より便利
MM2H、取得の条件など(円換算は2016年7月現在)
MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)ビザとは、マレーシア政府が力強く推進している長期滞在ビザです。MM2Hを取得するとマレーシアで長期にわたり、市民と同じように生活することができる査証です。
- 日本国籍があればOK。申請できる最長年数は10年です。(更新可・永住権や市民権とは別)
- 申請の年齢制限はありません。
- 申請者は配偶者、21歳未満の子供(未婚)、それに60歳以上の両親を同行できます。
- 申請者が50歳未満のケース
・最低50万RM(≒1300万円)以上の財産証明と月1万RM(≒26万円)以上の収入証明が必要。
・30万RM以上をマレーシア国内の金融機関に預け定期預金とする。 - 申請者が50歳以上のケース
・最低35万RM以上の財産証明と月1万RM以上の収入証明(または年金証明)が必要。
・15万RM以上をマレーシア国内の金融機関に預け定期預金とする。
※年齢の双方に「2年目以降は医療費・家の購入や同行した子供の教育費などの使用目的なら、預けた金融機関から15万RM(50歳以上は5万RM)を引き出すことができるという条項あり。
また、財産には預金、有価証券が含まれます。年金証明は基礎年金のほか、厚生年金と政府が承認した企業年金も含まれます。
その他のMM2H詳細
- 自分で保有していた車はマレーシアに持ち込むことができます。ただし、新車の輸入はできません。それにはVISA取得時点で6か月以上保有していた証明が条件です。
- マレーシアで車の購入は自由にできます。6%の税金がかかります。
- 専門技術者で50歳以上に限り、週20時間労働することが認められます。申請が必要です。
- 申請は個人でもできますが、現地の日本人代行業者を通じてのほうが早いし手違いも少なくて済みます。