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【留学経験者に聞く】シリーズVol.1 《横田あきこさん》

横田あきこ

留学生は基本的にポジティブ!

留学コンサルタントの荒木隆です。世界中の留学情報を提供している私のwebサイトでは、様々な国の学校情報や現地情報を掲載しておりますが、これから留学しようとする人たちにとってもう一つ、どうしても知りたい情報は《実際に留学を経験した人たちの声》ではないでしょうか?

私は常々《海外留学とは語学習得が本来の目的ではない》《これから日本が迎える時代の先取りをするのが、海外留学の真の目的だ》と申しておりますが、その具体的な内容や経験を実際に海外留学を経験してきた人たちにインタビューすることによって、この記事を読んで頂いている《海外留学希望者》の皆様にお伝えしていこうと思います。今回は弊社大阪事務所でインタビューさせて頂きました《DJ 横田あきこ》さん。インタビュアーは弊社スタッフの両満が、アメリカ留学を経験してきた横田さんの貴重な体験談をお聞きしています。

横田あきこインタビュー

横田さんは、どちらの国に留学されたのですか?

アメリカのミシガン州です。

どういう経緯で留学されましたか?

夫が研究者としてミシガン大学で勤務することになったので、夫について行きました。

その時、語学力はどうでしたか?

前職がDJで海外の人ともインタビューしていたので、少しはわかっていると思っていたんですけどダメでしたね。

留学先で語学学校には行かれましたか?

初めはESLで大人向けのボランティアサークルに参加して、おばあちゃんにお金の数え方などから教えてもらい、ミシガン州が経営している学校に入りました。

生活に困らないぐらいの英語が身についたのはどれぐらいかかりましたか?

今でも困らないか?って聞かれたら困りますけど、初めの1カ月はミシガン州ってすごく寒くて4月に行ったんですけど雪も降っているし、家とスーパーの往復ぐらいで引きこもりました。

このままじゃだめだと思って教会などでやっているボランティアのESLに行きだして、英語を習いに来ている生徒がインドや東南アジア、中国の方が多くて日本人がいないと思いました。2カ月ぐらいは落ち込んでいましたけど、それ以降は好奇心の方が大きくなりました。学校やボランティアに行きだして「楽しい!みんな優しい人!」って感じるようになりました。半年ぐらいは気持ちもブルーで、泣いてタオル振り回して「日本に帰りたい!」ってよく言ってました。

ネガティブな気持ちは語学力とともに解消されましたか?

語学力もありますけど、現地で友達ができたことで解消しました。とにかく日本語を話せる友達が欲しいっていうのでMeetup(グループやイベントを見つけるWebサービス)で「Japanese Conversation」みたいなグループを探して日本語を勉強している外国人の方のところへ行けば、片言だけど日本語で話してくれるのでランゲージパートナーになってもらったりしました。

アメリカには何年間ぐらい行きましたか?

3年8カ月です。

アメリカに行く前と帰ってきてからの仕事に対して変化ありましたか?

アメリカに行った時は何が何でもまたラジオの仕事に戻りたいと思っていましたし、今もチャンスがあればしたいです。前職の仕事の兼ね合いで、司会をやったりイベントパーティーなどのMCもしています。

その仕事の中に英語が関係することもあるんですか?

依頼は来るんですけどね。オリンピックや万博も近いですし、海外の人が日本企業に、日本企業が海外を相手にという司会の依頼が来るんですけど、それはネイティブレベルの速さが求められるので…書くぐらいならできますけどね。

ラジオDJの仕事は英語力があれば仕事の幅も広がるのではないですか?

そう思います。海外の方にインタビューするときも、細かい空気感・雰囲気を伝えるのに語学力があると、オフトークの時にこんなこと言ってたよとかネタにもできるし、読めるだけでもインターネットで海外からいくらでも情報が入るので語学力があった方が役に立つと思います。

日本語しか話せないDJさんと割合的に活躍は違いますか?

そうでもないです。海外で生まれ育ってネイティブレベルの英語力でも曲紹介はあえてカタカナ英語で、聞いているリスナーさんに分かりやすいように伝える人もいますし、海外のラジオを聞いて育っているので、その雰囲気のままで話す人もいるし、語学ができるから良い枠を持っているということは無いです。人柄、努力などその時のタイミングもありますが、私は英語は話せる方が良いと思います。

留学を経験して語学以外の文化の違いとかを経験することってDJの仕事には大切ですか?

そう思います。特にDJになった当初は関西弁を使うのをやめようと思いました。なぜなら関西人だけが聞いていないから。地方から出てきて大学や進学でラジオつけたときに関西弁で話されると寂しいと聞いたことがあるんですよ。余所者扱いされて「関西のラジオって関西弁で喋るねんなー!」って。いや、どこでもそうでしょって思いましたけど、それを思い出して標準語で話すように意識していました。今はベタベタの関西弁で話してますけど。

例えばこの国の食文化はとか、この時期は断食しているとか、この人たちが巻いているスカーフにはどうゆう意味があるとか知っているのと知らないのとでは発信する言葉が変わると思いますし、その人たちとふれあったり、生の言葉を聞いていると何気ない気遣いが無意識にできるんじゃないかなって思います。

海外で起こっている戦争やテロもどこか他人事のイメージがありましたし、実際にアメリカでオバマからトランプに大統領が代わるとき「白人って白人好きなんだ」って思いました。アジア人でも差別を受けますし、ヒスパニックはもちろん中東の人達もそうです。私が行っていたミシガン大学でも人前では絶対に取れないヒジャブ(イスラム教徒の女性が頭や身体を覆う布)を、白人の男の子がヒジャブを取るか燃やされるかどっちだ?って言って、イスラム教徒の女の子が泣きながらヒジャブをはずした事件がありました。

アメリカって実は全然多様性ないですよね。

移民が作った国なのにと思いますね。色んなコンサートやフェスティバルにも行きましたけど、アーティストが日本と海外ではMCの内容が違います。例えばPitbullが来日したらイケイケアゲアゲのパーティーチューンで盛り上げるけど、デトロイトでPitbullを見たときは周りがヒスパニックの褐色の肌の人達ばかりでオーディエンスに呼びかけるのもヒスパニック系の国、アジア、最後にアメリカ人を呼びかけるんですよ。曲のメッセージも「America was built by immigrant」って言ったらみんなが震えるぐらい感動してました。日本では絶対聞けないし、すごく良い経験になりました。

横田あきこインタビュー2

留学経験者と日本しか知らない人と何が大きく違うと思いますか?

現地の空気感を知っているのと、意識の高い人は活字や映像などでもグローバルな情報を仕入れていると思います。実際現地体験するのと話を聞くのとでは若干の差はあるかなと思います。経験できるのであればした方がいいと思います。

日本のことも調べるようになりますね。意外と知らないこともあるし、日本ってなぜこうなの?って外国人に聞かれても知らないこともあるし、例えばアメリカの学校の授業で日本は裁判員制度とアメリカの陪審制の違いを説明するのにもすごく苦労しましたし、日本の憲法も言えない!って思いました。インターネットで日本の情報を調べるという情けない状況に陥りました。日本を出たからこそ日本は良い国だと思いますし、アメリカと比べて健康保険がきっちりしていて、アメリカでは歯医者に行くのも嫌でした。福祉も充実していますし日本って良い国だなと思いますね。

留学経験があっても、うまく仕事に就けていない人がたくさんいると思うのですが、横田さんの経験でどうしたらいいと思いますか?うまく自分を活かせていない人が多くて。私はこうしているとか、意識しているとかありますか?

自分が行きたい企業は徹底的に調べる。私もインタビュー相手に必ず興味持って、その人のことを徹底的に調べて行きますから。その企業に行くならどういった企業なのか?どうゆう人材を求めているのか?企業が求めている人に入ったら勝ちですからね。でも難しいですね…私も企業で働いた経験は8カ月しかないんですよ。

DJはサラリーマンより圧倒的に自分を売り込まないといけない職業じゃないですか?
普段意識してやっていることは?

できないは言わないようにしています。こうゆう仕事があるけどできる?と言われてネイティブクラスの英語だったらすいませんって言いますけど。

自分の中でハードルが高かった仕事は、大阪市の人権を扱った問題でメディアもたくさん来るし、当時大阪府知事だった橋下さんも来るような堅い仕事で最初は少し躊躇しましたけど「私できます!」と言って仕事をすることになりました。その後に大阪が今どうゆう状況なのかとか死ぬほど勉強しました。その結果、次またそのような仕事が来たら合格だし、来なかったらダメだったんだなって。とにかく「できない!」は言わないです。

新人の頃に大きいイベントがあって「お前繋げるか?」って言われたときに「怖いです。できません。」って言ったら、一生お前と仕事することないと言われたことがありました。すごく衝撃的で、努力する前に断ってしまったと後悔したことがありました。

日本人独特の感じなのかもしれないですね。聞いた話では日本の大手企業でも、他国で新幹線を作るとか発電所作るとかってなると日本以外に韓国、中国も来るじゃないですか?日本は話を聞きに行ったら検討してまた返事しますって一旦持ち帰るんですけど、中国や韓国は即答でできる!って言うんですよ。本当はできるかどうかまだわからないけど「できる」ってとりあえず言って帰ってから準備するそうです。その間に日本企業は仕事取られていくそうです。

石橋を叩いて渡るじゃないですけど、きっちりした物しか提供できない、下手なことはできないというのが日本っぽいですけどね。良いとこでもあり悪いとこでもありますよね。
ネガティブよりポジティブの人間の方が仕事絶対取ってくると思います。

留学経験はポジティブな人が多いんですかね?

じゃないと行かないですよ、言語の通じない国に。
自分の意志で留学に行っている人は特にそうだと思います。海外でシャイなんて損なだけですよね。同じテストで100点満点中98点取った中国人は「よし!」って言うんですけど日本人は「あ~ミスがあった」って言うんですよね。損だなって思います。謙遜と少し自分を落として話すじゃないですか?もったいないなって思います。

横田さん含め、周りの方はそのようなマインドの方が多いですか?

仕事柄かも知れないですけどみんな自信持っているし、その場を面白くするために自虐ネタを言ったりしますけど、基本的にはネガティブではないですよね。ネガティブな人が話してる番組聞きたくないでしょ?気持ち落ちますよね。「楽しい」は人に伝染するから自分が楽しいと思って話さないと全然面白くない。

きっと面接もそうですよね。「ここに入りたいねん!俺こんなんできるねん!まだまだできまっせ!」と思いながら話した方が相手に伝わると思います。「僕もらえます?いけます?こんな感じ?マニュアル通りかな?」とか思いながら面接するよりかは良いんじゃないですかね。

【留学経験者に聞く】シリーズ


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荒木 隆

荒木 隆

株式会社荒木隆事務所 代表取締役
北海学園大学経営学部外部講師
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