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シンガポールの住環境

シンガポールの住環境

みなさんは、シンガポールに住むことについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。シンガポールは、世界の国々の中でも、日本人にとってとても住みやすい国のひとつだと言えます。ここでは、シンガポールに長期滞在することをお考えの方のために、シンガポールでの暮らしについてご紹介していきます。

シンガポールはこんな国

まずは、シンガポールがどんな国かおさらいしておきましょう。シンガポールは、マレー半島の南端、マレーシアの南隣に位置する国土の小さな国です。その面積は、東京23区とほぼ同じ程度です。公用語は英語の他、マレー語、北京語、タミル語とされていますが、街を歩いている時に耳にする言語は、ほとんどがシンガポールなまりの英語でしょう。人口は540万人強という、本当に小さな国ではありますが、経済先進国のひとつで東南アジアの中でも一番経済的に発展している国です。

シンガポールの治安

気候は年間を通して高温多湿です。しかし、ひどく温度が上がるようなことはなく、日本の夏が1年中続いているようなイメージです。11月〜2月にかけては雨季となり、スコールがよく起こります。ただし、どこに行ってもエアコンがありますから、室内にいればいつでも快適にすごせます。

日本人は「東南アジア」と聞くと、遅れているようなイメージを抱くかもしれませんが、シンガポールは、そういったイメージを覆し、先進国とも引けを取らないほど発展している国です。日本人が海外に住む場合に気になることのひとつは衛生面でしょう。しかし、シンガポールはどこに行っても大抵日本と同等かそれ以上に清潔で、そういった面に悩まされることはありません。

治安も良好で、きちんと気をつけてさえいれば、危ない目に遭うようなことも滅多にないでしょう。夜の1人歩きも、主要観光地などでは問題ありません。エリアによっては不安になることもあるかもしれませんから、どういうエリアだったら安全かというのも調べておくといいでしょう。もちろん、外国ですから、治安が良いからと油断していてはいけませんし、特に女性は気をつける必要がありますが、他の国々と比べると安心して過ごせるはずです。
そういう面からも、シンガポールは日本人にとっては住みやすい国なのです。

シンガポールの物価

シンガポールの物価は、アジアの中では高いと言えるでしょう。特にホテル代などは、安宿でも日本と同じ値段かそれ以上だったりします。そのため、貧乏旅行やバックパッカーの長期滞在地にはあまり向いていません。
観光客が入りやすいようなレストランも、値段が高めの傾向にあります。

ただし、これは旅行者としてシンガポールに滞在する場合の話です。シンガポールで留学生として暮らしたり、就職する場合は、激安ということにはなりませんが、うまくやれば日本よりも安く快適に暮らすことが可能なのです。『暮らす』ということについて考えたときの物価については、それぞれのカテゴリ別に詳しくご説明していきます。

シンガポールの住居事情

シンガポールの住居は、ほとんどが欧米式のつくりになっていて、日本の住居と比べると全体的に広めになっています。例えば、日本でいう家族持ちのサラリーマンがマンションの2LDKの部屋に住もうと思ったら、エリアやクオリティにもよりますが、日本円で月に15万円は必要でしょう。ただし、2LDKと言っても日本と比べると広々とした作りになっていますし、バスタブ付きのバスルームがふたつついていたりします。

シンガポールに住居事情

ちなみにバスルームは欧米式ですから、トイレと同じ部屋についていることが多く、またバスタブなしでシャワーのみということもあります。また、マンションにはプール付きのものもあったりします。わかりやすいようにここでは「マンション」と言っていますが、シンガポールではマンションという呼び方は使われず、コンドミニアムと言われます。

作りが広いということを考えると、シンガポールの家賃は決して高いとは言えず、寧ろ1平米あたりの単価を考えると安いくらいです。つまり、シンガポールの住居はその質の割に割安だと言えます。これは、シンガポールの住居の8割近くが政府機関であるHDB(Housing and Development Board)という機関が供給しているからです。現地の方が購入したHDBのお部屋を、留学生や外国人長期滞在者にハウスシェアとして貸し出していることがあり、これだとマンションの1室を間借りするような形になります。

質を考えると割安だと言っても、基本的に家賃が高めで、生活費の多くを占めてしまうというのは否定しがたい事実です。シンガポールで就職している場合には毎月給料が入りますから、あまり気にならないかもしれませんが、そもそも激安物件というものが少なく、予算の厳しい留学をすると、やはり家賃の高さには苦しめられるかもしれません。外国人留学生の場合は、マンションを借りたり、ルームシェア物件を探すよりも、学生寮を利用することをおすすめします。相部屋もありますから、相部屋が気にならない場合は家賃を抑えることができます。

シンガポールの住居では、電気・水道・ガス・インターネットなどは、すべて日本並みに整っていると思ってほぼ間違いありません。また、古くてボロボロの物件というのは少なく、大抵はモダンなお部屋に巡り会えます。
ですから、よほどひどい家を選ばない限りは、日本と同様に快適に過ごせるはずです。

シンガポールでの食生活(外食vs自炊)

シンガポールで暮らす場合、家賃が生活費の多くを占めるというのは、前述のとおりですが、食費はどうなのでしょうか。これは、それぞれのやり方によって全く変わってくるので、一概には言えません。

もしも家族揃ってシンガポールに引っ越すということでしたら、毎日自炊をした方が安くすむ場合もあります。
しかし、一人暮らしだったり、夫婦やカップルで住むという場合は、外食中心にした方が安上がりになることが多いでしょう。これは、シンガポールでは外食費が日本に比べると安いからです。

もちろん、高級レストランなどに行けば、日本と同等の値段がします。ですが、日々の食事でそういったレストランに行くことはないですよね。シンガポールには「ホーカーズ」や「フードコート」と呼ばれる外食広場がいたるところにあります。こういったところで食事をすませば、1食分の値段は250円〜500円くらいで済みます。

シンガポールのチキンライス

シンガポールは中国系、マレー系、インド系からなる多民族国家ですから、その食文化も多様性に富んでいます。外国人居住者も多く、インターナショナルな面もあることから、欧米系の食べ物にも事欠きません。定番はチキンライスと言われる、ご飯と鶏のセットですが、その他にも、ラクサというマレー系の料理があったり、東南アジア系の料理もどこでも手に入ります。ただし、たまに日本食を食べようと思ったら、ちゃんとしたレストランになりますから、その場合は割高になります。

シンガポール国内の交通事情

家賃は高いものの質の割に安め、食費は日本に比べると安くすませることができると紹介してきましたが、交通費の面はどうなのでしょうか。

シンガポールの物価は、日本と同等の物が多いのですが、自家用車だけは異なり、シンガポールの方がかなり高額です。他の東南アジアの国では、長期滞在をする場合は車を購入するという外国人もいますが、シンガポールでは外国人居住者が自家用車を持つことは稀でしょう。

そのため、シンガポールではMRTと呼ばれる電車、路線バス、タクシーが主な移動手段となっています。
シンガポールは国土の狭い国ですから、そもそも生活する上で長距離移動をするようなことはあまりないでしょう。それを加味しても、シンガポール国内の移動は比較的安価に行えます。

シンガポールの交通

意外かもしれませんが、電車や路線バスだけではなく、タクシーも日本に比べると安価ですし、取り立てて危険だということもありません。路線バスでは、シンガポール全土に移動することが可能です。こちらの料金も非常に安いものとなっています。ただし、慣れていないとちょっと利用しづらいかもしれません。ですから、シンガポール内を移動する上で、運賃に悩まされるようなことはないでしょう。公共交通機関は、どれを選んだとしても快適で清潔です。

シンガポールでの娯楽

シンガポールで暮らすとき、余暇にはどのようなことができるのでしょうか。日本特有の文化によるものを除くと、シンガポールでは、日本でできることのほとんどが可能です。

日本では成人の方なら、友達とお酒を飲みに行ったりしますよね。残念ながら、シンガポールではお酒の値段がとても高いので、お酒を楽しみたい場合はとても高くつきます。高くはありますが、おしゃれなバーがあったり、気軽なパブがあったりはしますので、場所には事欠きません。また、ダンスクラブなどもありますから、週末の遊びには事欠かないでしょう。

シンガポールの娯楽施設で特筆すべきはカジノでしょうか。学生の方がカジノで遊ぶということはないかもしれませんが、シンガポールにはマリーナベイサンズとセントーサ島というところにカジノがあります。ただし、あまり熱中してしまうと大金を失ってしまうかもしれませんから、基本的にちょっとした遊びの感覚で訪れるようにしましょう。

シンガポールのカジノ

ちょっとした連休があって、旅行に行きたいという場合、マレーシア、タイ、インドネシア辺りは航空券が安く、格安で旅行することが可能です。バリ島なんかも気軽に行くことができますから、週末にリゾート地でゆっくりというのもいいですね。

シンガポールでの暮らしがどのようなものか、これでイメージできたのではないでしょうか。まとめると、シンガポールで暮らす場合は日本と同等の水準で生活することが可能です。しかし、日本に比べてとても安いということはあまりなく、トータルではほぼ同等か、やり方によっては少し安い程度に収まるイメージです。シンガポールは、物価よりも、生活環境の方を重視し、且つ日本の夏が苦手ではないという方に、とてもおすすめできる長期滞在先です。

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