カナダ・オンタリオ式カリキュラム

インターナショナル・スクール カナダ・オンタリオ式カリキュラムについて

インターナショナル・スクールと日本の学校では教育カリキュラムが異なります。インターナショナル・スクールと一口にいっても全て同じではなく、アメリカ式・イギリス式・カナダ式・シンガポール式など国によるカリキュラムの違い、国際バカロレア・IGCSEなど認定機関の違いがあり内容も多岐に渡ります。個々の支持する教育理念や進学する目標によってカリキュラムを選択する指標が決まります。インターナショナル・スクールのカリキュラムの概要と、カナダ式・カナダ・オンタリオ式カリキュラムについてご紹介します。

学年はGread1~Gread12

小学校から高校卒業までの12年教育
インターナショナル・スクールと日本の学校の大きな違いはまずそれぞれの学校の就学年数にあります。小学校から高校卒業までに12年間を要するのはインターナショナル・スクール、日本の学校ともに同じです。しかし日本の場合は小学校6年・中学校3年・高校3年の6・3・3制ですが、インターナショナル・スクールの多くは小学校6年・中学校2年・高校4年の6・2・4制となっています。

そして、学年の数え方も日本とは異なります。小学1年をGread1(1年生)~高校4年(日本の高校3年相当)をGread12(12年生)と数えます。ですから、中学1年はGread7、中学2年はGread8、高校1年はGread9と、小学校6年の後にそのまま加算していき高校4年(日本の高校3年)ではGread12となります。

その他、小・中・高校の就学年数に多少の違いがあることがありますが、国や認定機関のカリキュラムが異なる場合でもGread1~Gread12まで数えるスタイルに関しては同じです。また、後述しますカナダ式、カナダ・オンタリオ式においては、小学校8年、中等教育(中学・高校)4年の8・4制となっています。

個々に応じたカリキュラムで能力、個性を伸ばす

日本の教育は一括して同じ学年の児童・生徒全員を同じ能力と見なし、同じ進度で進めていく一斉指導です。一斉指導は主に能力が「並み」の子どもに合わせて学習を進めていきます。この場合、子ども個々の能力差についての配慮ができません。その弊害は能力が低い場合だけでなく、残念なことに能力が高い場合にも生じます。能力が高い子どもまでも「並み」から外れるために、一斉指導を進めていく上での障害になることがあるからです。優秀な子どもの能力を「並み」に合わせようとする力が生じてしまい、本来なら正当な評価を得て伸びていくはずの子どもが萎縮してしまうことがあるからです。日本の一般の教育ではエリートが育たないことが以前から問題視されているのはそのためです。

一方で、インターナショナル・スクールは一部一斉指導もありますが、早い段階から個人の能力に応じてクラス分けをします。そして中学・高校生になると選択科目カリキュラムの用意などがあり、能力・個性に対応した指導を基本としています。子どもを全員同じ能力と見なすのではなく、個人の能力に合った進度で進めていくことが特徴です。これが、いわゆる飛び級があるか否かの違いになります。
インターナショナル・スクールのように、子ども個々の能力に合わせて学習を進めていく環境は、能力が低い子どもをフォローするだけでなく、結果的にエリートを養成することにも繋がります。能力が高いと判断された科目は上級クラスに参加し、反対に進度が遅いと判断した科目は下級クラスで基礎学習をしっかり理解するまで指導します。そのため、得意科目だけでなく不得意科目においても自分のペースで理解を深めることができるのです。

また、すべての科目において能力が高いと判断された場合は、飛び級が可能になります。こういったインターナショナル・スクールの自由なカリキュラムは、子ども個々の能力を主体的に伸ばしていく理想的なスタイルといえるでしょう。日本の一斉指導では伸ばせないといわれる、子どもの自由な能力を最大限に伸ばすにはインターナショナル・スクールのカリキュラムは最適といえるでしょう。

選択科目については、基礎授業の英語・数学・理科・社会・第2外国語以外の科目を中学・高校から個人が自由に取ることができます。こういったスタイルが日本の教育では伸ばすことのできない個性を伸ばし、エリートだけでなく一般の子どもにおいても画一的でない確固たる個人を確立するのです。インターナショナル・スクールでは高度な英語を学ぶだけではなく、グローバル社会を牽引する個性と主体性のある個人を育てます。

授業スタイルはレクチャー型ではなく参加型

日本の授業は教師が生徒に対してレクチャーするスタイルが一般的です。インターナショナル・スクールでは、デスカッション、ディベート、プレゼンテーションなど、子どもが能動的に考えて参加するスタイルをとることが多いのが特徴です。

従来から日本人が自分の意見を持てない、発言できない、自分でものを考えられないといわれるのはこういった授業スタイルの差異にもあります。グローバル社会では、日本人のこういった協調・調和を好むスタイルは有能な人材とは見なされません。インターナショナル・スクールで学ぶことの中には、様々な文化や思想に臆することなく自己を発揮し、グローバル社会で活躍できる人材を育てることも含まれています。

マレーシアでよく用いられるカナダ式カリキュラムについて

近年マレーシアは国家的な英語教育プロジェクトにより英語力の評価が著しく上がっており、アジア・トップのシンガポールに次ぐ2位となっています。また、多くのインターナショナル・スクールがあり、教育環境がとても整備されています。インターナショナル・スクールには様々なカリキュラムがありますが、その一例としてカナダ式カリキュラム、カナダ・オンタリオ式カリキュラムについてご紹介します。

カナダ式カリキュラム

カナダは10州と3つの準州からなる国で、州の独立性が高い連邦国家です。そのため州・準州・国との間にそれぞれ自立した関係を築いています。日本では教育の指針・内容・カリキュラム、その他、教育の上で重要なことについて全てを国レベルで考えます。しかしカナダでは教育について連邦政府が国の指針を示すことはあっても、教育の詳細な内容やカリキュラム、その他教育の上で重要なことについて指示することはありません。そういった全てのことが、独立して州ごとに決められているのです。カナダの教育水準は世界的に見ても大変高く、トップ・クラスの評価を得ていることでも有名です。

自主性を尊重するカナダ式

生徒が自主性を持つこと、自ら考える力を身につけることが、カナダ式の特徴です。そして、学習到達率がとても高く、カリキュラムの質の良さが注目を集めています。

オンタリオ州のカリキュラム カナダ・オンタリオ式

カナダのオンタリオ州のインターナショナル・スクール・カリキュラムは、世界的に特に評価が高いことでも知られています。日本からは文部科学省の教育視察団が過去に何度も派遣されていることからも、質の高さがうかがえます。オンタリオ・カリキュラムでは、各学年の終わりごとに到達するポイントが詳細に規定されています。それに従って評価・進級について決定します。

8・4年制の12年教育

小学校に相当する初等教育はエレメンタリー・スクールと呼ばれ、Gread1~Gread8までの8年間、中学・高校に相当する中等教育はハイ・スクールあるいは、セカンダリー・スクールと呼ばれGread9~Gread12の4年間となっています。

リテラシー・テストについて

Gread10(高校1年相当)になると、読み書きの基礎学力テストとしてリテラシー・テストを受けて合格しなければなりません。試験を受けるチャンスは2回ありますが、日本人を含めた留学生は英語基礎力が低いことが多く、リテラシー・テストに合格することはそう多くありません。不合格の場合は、Gread12で英語基礎を科目として受講します。

成績表について

成績表の発行は年2回となっています。前期は9月~1月(2月)、後期は1月(2月)~年度終わりの6月までです。前期、後期それぞれ学習の到達度、学習能力、学習習慣の発達度についてそれぞれ評価されます。

評価項目

  • 責任感(Responsibility)
  • 学習計画性(Organization)
  • 自立学習(Independent Work)
  • チームワーク(Collaboration)
  • 積極性(Initiative)
  • 自己管理(Self-Regulation)

高校生の内在する能力の判定

オンタリオ式では高校での評価・能力の判定は多岐にわたり、テスト、レポート提出状況、出席状況、中間考査、学期末考査などから評価し取得単位が決定されます。評価はポイントではなく、年間を通して継続的に適切に行われます。全体をしっかりと見て評価することで子供の個性に合わせた最良のアドバイス、進路の決定ができるのです。

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