マレーシアの大学制度(2)

(2)入学基準

マレーシアの大学は、日本の大学入試センター試験のような画一的な試験はありません。高校での履修成績と、英語力をはかる資格としてTOEFL、IELTSを基準に用い、入学判定を行います。マレーシアでは日本からの留学生の受け入れに積極的で、高校の偏差値レベルを細かく問うようなことはないといわれています。

高校の学力を標準化して入学判定するマレーシア

マレーシアでは、日本の大学入試とは違い、高校での成績を基準に入学判定を行います。国内で成績の標準化をすすめ、成績スコアで個人の学力の判定ができるように工夫されています。そのため、高校の偏差値レベルによって違いが現れることなく、標準化されたスコアで個人の学力を的確に判定することができます。一方、日本では成績の標準化がなされていないことから、高校の成績では一概に学力を問うことができません。

こういった学力の標準化がなされているか否かの違いから、日本の高校の成績においても標準化されたものとして判定する傾向があるといわれています。偏差値の高い有名校でなくても、高校での成績が並~良好(3/5…5段階評価の3~)で、英語力が一定の基準を満たすことができれば入学可能な大学の選択肢は多くなります。そのため、日本では入学そのものが困難な最高学府で、高度な教育を受けることができ、確実に学力を身につけることででるといわれています。

英語力を判定するTOEFL、IELTSのスコア

学位履修のために必要な英語力は、TOEFL520~、IELTS5.5~が一般的に求められるスコアとなります。大学・学部によって差異がありますが、TOEFL500~、IELTS5.0~と比較的易しい大学もあります。一方、TOEFL550~、IELTS6.0~とハイ・スコアの大学もありますので、個々人のスコアに合った大学、目標とする大学を探して、充実したキャンパス・ライフを叶えましょう。

日本の高校を卒業して留学する場合、また、ハイ・スコアの大学・学部を目指す場合は、英語力が基準を満たないことがあります。そういう場合は、まず、大学進学英語コースを履修して、英語力をしっかりと身につけてから学位履修に進学します。

それらは、願書提出の際に「条件付き入学/パッケージ・オファー」といわれるもので、大学進学英語コースを履修することを条件に進学許可を得ます。留学生の受け入れに積極的なマレーシアの私立大学では、こういった英語力のサポート体制も整っています。

入学に必要なもの

入学に必要な書類は主に、願書、高校の成績証明書、卒業証書、TOEFL・IELTSのスコア、残存期間の条件を満たすパスポートなどとなっています。願書、成績証明書などは日本語・英語どちらも必要です。

(3)入学時期

マレーシアの大学は入学時期においても実に多様です。日本のほとんどの大学では入学時期は4月の年1回ですが、マレーシアの大学では、少なくとも年2~3回の入学可能時期があることが特徴です。その場合は、主に3月と8月となっています。中には、年8回の入学可能時期が用意されている大学・学部などもあります。入学可能時期はIntakeと呼ばれます。

また、高校を卒業してからゆっくり進路を考えたい、数ヶ月働いて留学費用を用意する時間に充てたい、日本の大学に進学・会社に就職したものの留学の夢が諦められない、など、個々人のライフ・スタイル、ライフ・プランによって自由なタイミングで進められることも魅力の1つです。

入学可能時期の多様性について、クアラルンプール国際空港から約20kmの場所にあるニライ大学を例にご紹介します。

ファンデーションコース一般教養課程/大学入学準備コース
▶︎1月・5月・9月(年3回)

医療技術学部
▶︎1月・6月(年2回)

その他の学部(医療技術学部以外)
▶︎1月・3月・5月・6月もしくは7月・10月(年5回)
※学部、学科などにより違いあり

このように、1つの大学を例に取ってみても実に多様で、驚かれる方も多いと思います。日本で生活している中で、ふいに思いついたとき、そんなときがマレーシアへの留学のチャンスになるのです。英語の入学判定スコアに満たない場合に履修される大学進学英語コースは、大学によっては毎月入学可能時期を設けていることもあります。いつでも好きな時に英語の履修から始められる、マレーシアの大学は学問する若者の未来への一歩をアシストしてくれます。

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