海外への移住

海外移住は身近な選択肢のひとつ

近年、海外で生活する海外移住者が増えています。これまで慣れ親しんできた日本を離れて、言葉や文化の違う海外で新しい刺激を受けながら暮らすことは、誰もが一度は考える憧れの生活です。かつては遠い夢だった海外移住が、今では誰にでも叶えられる身近な選択肢の一つとなっています。増加傾向にある海外移住ですが、それでも日本は世界の国々に比べると全体の数は多くありません。新しいライフ・プランとして注目されている海外移住の現状についてご紹介します。

海外移住

海外移住者の推移

海外で暮らす日本人は近年、増加傾向にあります。海外移住者は、長期滞在者と永住者とに分類されます。長期滞在者は海外で暮らす日本人の65%、永住者は35%を占めています。
まず、長期滞在者について見ていくと、2015年は2014年と比べて0.7%6,300人あまりの増加、この5年間で増加した数は7万7千人にのぼります。そのうち男性が53%、女性は47%と男性が多く見られます。
地域別で見ると、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシアなどのアジアが長期滞在者の42%を占めています。平成18年以降常にアジアはトップを独走しています。地理的に近く、比較的治安のいい国が多くあります。物価が安いために、生活水準をあげることができたり、移住先からコストを抑えて海外旅行に気楽にでかけることができたりすることも人気のポイントです。次にアメリカ、カナダなどの北米、イギリス、フランス、オランダなどの西欧と続きます。
海外での永住者については、2015年は2014年と比べて4.7%2万人あまりの増加、この5年間で増加した数は5万7千人あまりにのぼります。そのうち男性が39%、女性は61%と永住者に関しては女性が多いことが特徴です。男性に比べて女性は社会的に生き方のモデルが固定されていないため、自然と選択肢が増えると考えられます。移住先を地域別に見るとアメリカ、カナダなどの北米、オーストラリアなどのオセアニア、イギリス、フランス、オランダなどの西欧、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシアなどのアジアが増加傾向にあります。アメリカには永住者全体の40%の人たちが居住しています。次に多いのがオーストラリアの11%です。
長期滞在、永住どちらも単身者だけでなく、一家での移住やリタイア後の夫婦の移住など、様々な人たちが毎年海外移住を決めて旅立っています。

長期滞在者 永住者
平成27年 85994 457084
平成26年 853687 436488
平成25年 839516 418747
平成24年 837718 411859
平成23年 782650 399907
平成22年 758788 384569
平成21年 758248 373559
平成20年 755724 361269
平成19年 745897 339774
平成18年 735378 328317
平成17年 701969 310578

リタイア後は海外で豊かな毎日を

様々な世代の日本人が、それぞれの人生の物語を描きながら海外へと旅立って行きます。その中でもリタイア後に夫婦2人で海外に移住する人たちが増えています。そこにスポットを当てご紹介します。
現役時代には毎日会社に奉仕してきたリタイア世代ですが、ようやく夫婦揃って過ごせる大切な時間がリタイア後の長い時間です。これまで実現できなかった毎日が旅行のような開放的な暮らしを夢見て移住する人がたくさんいらっしゃいます。
長期滞在というとビザの問題が首をもたげますが、リタイア後の移住にはリタイアメントビザというとても便利なビザがあります。世界40カ国あまりで取得できる1~5年間の滞在用の簡素化されたビザです。今後これを利用して気軽に海外移住するリタイア世代が増えていくと考えられています。

海外移住

どこでどんな暮らしを実現したいのか

一口に海外移住といっても、決まった形があるわけではありません。それぞれの夢や希望する理想の形によって実現の方法は全く異なります。世界の気候に注目すると、北海道と沖縄以上に大きな違いがあります。どんな気候のどんな地域でどんな暮らしを実現したいのか、それによって選ぶ国も決まってきます。まずは旅行者が注目しないオフシーズンに、どんな気候的特徴があるのかを把握します。前向きにチャレンジしていく気持ちを持って多少の困難も1つのアクセントとして楽しむことができれば、きっと充実した海外移住生活が実現するでしょう。まず世界地図を広げて見てください。それが海外移住への入口です。

職業人から一個人として夫婦で結ぶリタイア後の夫婦の絆

会社組織やその他様々な職種で男性たちは女性以上に職業人としての自己を確立しています。それがリタイアという1つの大きなライフイベントにより揺らぐといわれています。そしてこの時期をどうやって乗り越えていくことができるかによって、その後の幕引きまでの人生の意味の全てが問われるともいえます。これが職業的アイデンティティ、社会人として働くことによって支えてきたアイデンティティです。リタイア後に職業的アイデンティティを再構築することは不可能です。リタイアを絶望として捉える多くの男性にとって、その後の人生は苦渋に満ちた老いと喪失の過程となります。それではリタイアを乗り越えるにはどうしたらいいのかという問いや不安が生まれてきます。しかし、人間は肉体は衰えていっても内面は生涯を通じて発達していくものです。そこに注目して働きかけること、そして、人生を職業人として走り続けてきたリタイア後の時間をどうやって充実したものにしていくかはそれぞれが設定する新たな目標により決まるでしょう。そこで夫婦で海外移住するという新たな目標を設けることで一丸となって職業的アイデンティティの問題を乗り越え、夫婦が互いに一個人として向き合い新たな人生の歩み方を見つけていくことができるのです。常に目標を持って前向きに生きることが、心身ともに健康に生きていく上で大切なのはいうまでもありません。

豊かでフレキシブルな人間関係を

移住先の海外での様々な人との交流については、積極的でフレキシブルな感覚で臨む姿勢が必要です。現地の日本人会での交流、事前に情報を集めて日本人が多く住むコンドミニアムに居住するなどして、その場所のコミュニティに入っていくこともできます。物価の安いアジアの国では家事を手伝ってもらうために、安価でメイドを雇うこともできます。雇った現地の若い女性と一緒に日常の買い物をしたり、家事をしたりすることで、接点のなかった人とのコミュニケーション、新しい価値観の発見なども期待できます。その他、現地のサークル活動、勉強会なども情報を収集して、参加してみるのもおすすめです。人は長く生きていると頑固になるといいますが、海外移住という初めての経験をする中で、もう一度新たな気持ちで人生を歩んでいくフレッシュな感覚を再び経験することで夫婦に新しい絆が生まれることでしょう。

英語は世界共通語

海外移住となると、共通語である英語の必要性を無視することはできません。例えば日本語が通じることで有名なハワイでも、やはり英語が全く話せない状態では暮らすことは不可能といわれています。近年人気のあるアジアの国々でも、それは同じことです。移住の際には不動産やその他の業者と様々な取引を自分でしなければなりません。目安としては中学生程度の英語をしっかりとマスターしていればある程度の会話をすることがでるでしょう。改めて自身の語学力のレベルを見極めることが必要です。もし英語力が十分でなければ、今から移住を目標に勉強しましょう。最低限の英語力があれば、移住先での暮らしの中で、自然と力がついていきます。何事にも前向きで積極的に取り組む姿勢が何よりも大切です。

人気のアジアの医療体制について

国が変われば医療の体制や質が異なり、日本と同じようにはいきません。しかし、近年人気のアジアの国々では、目覚しい医療の質の向上が図られています。例えば、タイではアメリカや日本などで勉強した医師が多く、日本と変わらない高度な医療サービスを受けることができます。私立の病院の中には富裕層を対象とした高額なサービスを提供しているところや、日本語が通じる病院などもあります。しかし、交通量が多く道路の整備が行き届いていないなどの理由から、緊急時の対応に関しては少しの不安があります。
フィリピンでは都市部と郊外の地域差が大きく、場所によっては心細い思いをすることもあります。都市部の病院は技術的にも衛生的にも問題がないことがほとんどです。しかし、郊外の病院となると医療の質だけでなく、衛生面のリスクも高まります。もしフィリピンに移住を考えているようでしたら、都市部で医療サービスを受けられるように事前に調べておくことが大切です。
マレーシアでは日本と同じような感覚で、質、衛生面においても問題なく医療サービスを受けられます。しかし、やはり緊急時の対応は日本のようにはいかないことを覚えておきましょう。
医療はいざとなったときに必ず必要なものです。その場で調べていては手遅れになることもありますので、事前に細かく準備をしていくことをおすすめします。それから、外国人に対してはどの国でも医療費は高額になります。あらかじめ保険に加入するなどして、金銭面で困窮して必要な医療サービスが受けられないことのないように準備をしていきましょう。

新たな旅立ちのとき

ある程度の英語力があり絶えず習得に向けて学んでいく意識があれば、国に縛られることなく様々な人種や地域の人と交流することができます。そして踏み出す勇気があれば、世界中どこでも好きなところで暮らすことも可能です。リタイアという人生の大きな転換期に、夫婦で新たな目標を持って世界に羽ばたく、そんな何にも縛られない自由な暮らしを実現している人たちが増えています。リタイヤ後の時間を老いと喪失のためでなく、初めて迎える人生の実りの時期と捉えることができれば、その人生は豊かで暖かな春をその先に感じられる美しいものになるのではないでしょうか。

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