語学留学の費用比較

語学留学は人生を変える大きなチャンスの入り口になる

語学留学は、1年中行きたい時に学びたい分だけ学べるという自由度の高い留学方法です。最短1週間から年単位まで、滞在期間も自分の都合に合わせてカスタマイズできるので、学生から年配の方に至るまで、自分の都合のいい時に手軽に留学できるのが魅力でもあります。

語学学校では、入学してからレベル毎に分かれて授業が行われるので、英語力の有無が問われるということはありませんから、行きたいという気持ちさえあれば誰でも挑戦できます。ほとんどコミュニケーションがとれないぐらいの初級レベルはもちろん、英語圏でのビジネスに通用するだけの英語を学ぶことができる上級レベルのコースまで色々ありますから、日常英会話ができるようになりたい人や英語を武器に働きたい人まで、語学留学を選ぶ人の動機は様々です。

語学留学の特徴

  1. いつでも入校できる
  2. 幅広い年齢層が利用している
  3. 1週間の短期から長期まで可
  4. コースが豊富にある
  5. 大学留学の準備として活用
  6. 予算に応じた多様な選択肢
  7. コストの安いアジアも人気

語学留学では、短期型と長期型がありますが、だいたい3か月を境に短期留学と長期留学に分かれます。3ヶ月以内の留学だと、学生でも長期休みの間に本格的な留学を体験することができますし、海外の大学留学準備のために長期語学留学をするという利用方法もあります。また、現役リタイア後の方が新たな挑戦として語学留学をするというのもとても素敵な選択なのではないでしょうか。

語学留学は、自分の語学力をステップアップさせたいという明確な目標を達成するのにとても有効ですし、様々な国籍の学生達との交流が多いのでグローバルな視野を意識するとてもいいきっかけになります。

留学先を選ぶ時に考慮されるポイント

では、いざ語学留学をしようと考えた時にどこの国を選ぶでしょうか。行き先は、好みや目的、費用など様々な視点から検討することになると思いますが、具体的にいくつかのポイントについて考えてみることにしましょう。

ポイント(1)行きたい国
せっかくの語学留学ですから、行ってみたいと思っていた憧れの国で生活したいという気持ちで留学先を選択する人は大勢います。アメリカやイギリスなどの欧米人気はもちろん健在ですが、マレーシアやシンガポールなどアジア方面の語学学校も数多くあり、費用が安いだけでなく内容も充実していることなどから注目度もかなり高く、語学学校の選択肢は世界中にたくさんあることがわかります。世界の国々には、自分が住む国にはない景色や文化がたくさんあります。欧米に行きたいと考えている人はアジアを、アジアに行きたいと考えている人は欧米をと、国を選ぶ時はぜひ色々な国について調べてみてから検討してみるのがおすすめです。

ポイント(2)やりたいこと
語学留学の目的として、その先自分がどのようなことをやりたいと考えているのかが重要なカギになります。短期留学をして現地をよく下見してその後の長期留学へとつなげる人も多いですし、大学進学のための準備として語学留学を活用する場合もあるでしょう。そして、ただ旅行するだけでは物足りないので、現地の生活を体験しながら学校に通ってみたいという趣味的な考え方もあるかもしれません。

また、その先の目標が特にないという人が語学留学をすることによって、人生の方向性が変わる人もいます。留学を通して大いに刺激を受け、新たな目標を持つようになるという結果になる人も大勢いますから、やりたいことが明確にない人こそ留学をして視野を広げてみるのもいいのではないでしょうか。

ポイント(3)費用
海外留学ともなると、気になるのはやはり費用のことです。語学留学の場合、期間が長いと授業料が安くなる学校もありますし、全期間一定という学校もあります。いずれにしても、大きく左右するのは現地の物価ということになります。欧米はやはりそれなりに物価が高くなるので、全体の費用も当然高額になりますし、アジア方面などは物価も渡航費も安いので、全体に安くなる傾向があります。留学するために使える予算によって行ける国や滞在期間が違いますから、同じ費用で計画を立てる場合には、長く滞在するために費用の安い国へ行くか、短い滞在期間で費用の高い国へ行くかという選択が迫られることになります。

ポイント(4)治安
多くの人が気にするのがやはり治安面ではないでしょうか。私達日本人は、世界の中でも平和な環境が当たり前という状況で生活できているため、一歩世界へ出ようと思うと危険がいっぱいに見えてしまうでしょうし、実際にその通りかもしれません。しかし、同じ国の中でも地域によって治安は異なるので、ひとつの国をとりあげて全体が危険とも言い切れず、ここなら100%安全という国や場所もありません。ただ、それは日本でも100%の安全がありえないというのと同じであって、どこの国にいようとも個々が危険を回避する意識を高く持って行動するということがとても大切になるのです。

治安面で国を選ぼうと考えると、どの国もそれぞれにリスクがあってポイントが絞りにくいかもしれませんが、安全な国をという視点ではなく、安全に生活するために自分がどう行動するべきかという観点を踏まえてそれぞれの国の治安を見ていくと、自分が暮らしやすい国というものが見えてくるかもしれません。

語学留学の行き先を選ぶ際には、ひとつのポイントだけで決めてしまうのではなく、様々なポイントを多角的に見て、自分の目的や条件に合うかどうかをよく考えるようにすることが大切です。

欧米とアジアどちらを選ぶ?

語学留学先として、まず大きく分けて欧米などの英語圏かアジア方面のどちらの地域に行こうかという選択になるかもしれません。英語圏以外の国での語学学校で提供されている教育の質は決して低くないので、この2択で比較した時に最も違いがある分野と言えば、やはり費用面ということになるでしょう。例えば留学費用として100万円を用意していたとしても、欧米にするかアジアにするかで、滞在できる期間が全然違ってきます。では、実際に欧米とアジアの語学留学ではどのぐらいの差があるのでしょうか。

下記のグラフは、語学留学先としてよく選ばれているイギリス、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、マレーシアの6カ国で3か月間語学学校に留学した場合にかかる費用の目安を示したものです。この費用に含まれるのは、学費、滞在費、渡航費、食費、お小遣い、手数料等、留学にかかるほぼ全ての費用を合計したものとなっています。これらの費用は、為替の変動や渡航時期、また同じ国でも選ぶ語学学校によって異なります。

留学時の滞在方法はホームステイ、寮、ホテルやコンドミニアムなどがあります。語学留学では、多くのケースでホームステイか寮のどちらかを選択することになりますが、このグラフでは、ホームステイを基準にして比較しています。寮に滞在するとなると滞在費に加えて食費等も別途かかるため、ホームステイよりも費用はさらに高くなるのが一般的です。

語学留学の費用比較

グラフを見れば一目瞭然ですが、やはり欧米とアジアで留学にかかる費用は大幅に違います。最も費用が高いイギリスに比べると、マレーシアはおよそ3分の1の費用なので、同じ予算でより長い期間語学留学をしたい人にとっては、低予算で多くのことを学ぶチャンスがあるということがわかります。

グラフにあるいずれの国も、外国人を対象とした質の高い語学学校が数多くあり、コースや内容も様々です。年齢や学力を問わず、誰でも気軽に英語を学ぶことができるのは語学学校ならではの魅力でもあります。

語学学校には、日本を含め世界の様々な国から留学生が訪れます。クラスメートとなる人々は英語を母国語としない人達ばかりですから、お互いに共通言語の英語を使わなければ意思の疎通を測ることができません。そのため、今のグローバル社会で必要とされているコミュニケーション力は一層鍛えられることが期待できます。

「ネイティブ」と「ノンネイティブ」

日本で学ぶ英語というと、やはりネイティブを意識した教育が多くなります。せっかく英語を学ぶのであれば、ネイティブ並みに話せるようになりたいと思うのは当然のことですから、それ自体はおかしなことではありません。

ただ、ここでしっかりと考えておきたい現実として、グローバル化と言われる社会で英語を使ってやり取りをする相手は、ネイティブよりもノンネイティブ、つまり「英語を母国語としない国の人達」が圧倒的に多いということです。このことは、単に英語力を身につければいいという問題だけではクリアできない可能性を秘めています。真面目に英語を勉強しようと思えば思うほど、ネイティブにこだわりを持ってしまいそうになりますが、あくまでも英語は世界共通言語としてコミュニケーションをとる道具になるだけであって、英語を母国語とする人達だけと交流するためのものではないという認識を強く持つことはとても大切です。

国が変わると文化や価値観が大きく違うということに、行ってみればすぐに気がつくことでしょう。そして、実際に英語を使って会話してみると、言葉が通じないというよりも、言いたいことの発想がそもそも違うことに気がつくかもしれません。本当に通じる英語を話せるようになるために、違う国の価値観へと持ちかえる必要は全くありませんが、多様な価値観に触れておくことはとてもいい経験となり、英語での円滑なコミュニケーションを大きく助けることになるでしょう。

ノンネイティブ同士の会話となると、英語の表現がネイティブとは異なることも多くなります。お互いに100%ネイティブの英語ではないため、教科書通りにはいきませんから、より相手が理解できるような表現や、どういう発想で物事を捉えるのかなどを想像しながらコミュニケーションをしていかなければならないのです。

このことから考えてみると、英語を母国語としない多国籍の人々と接するという機会を持つことは、グローバル社会に通用する能力を身につけるためにとても重要だということがわかります。語学留学という貴重な機会を経験することができるならば、それを単なる語学学習の場として考えるのではなく、より多くの国の人々と出会う機会と考えて、色々な国籍の人が集まる国や地域、学校を選ぶようにしていくと、語学留学はさらに有意義で効果的なものになることでしょう。

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