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南国でも雪だるま!?マレーシアのクリスマス

マレーシアのクリスマス

常夏の国ならではの憧れ

マレーシアの12月の最高気温は30℃以上となる日もあります。 そんな常夏の国マレーシアにも、クリスマスは来るのでしょうか?さらにマレーシアの人種構成で最も多いマレー人は、イスラム教徒が多いという事情もあるため、クリスマスはあまり関係ないのでしょうか?
決してそんなことはありません。マレーシアのクリスマスは、とても賑やかなお祭りのようです。そこには常夏の国ならではのクリスマスに対する憧れがありました。

常夏の国マレーシアに雪は降らない

マレーシアの年間を通した平均的な最高気温は30℃で最低気温は25℃です。年間を通しての変動は少なく、日本の夏のような気候がずっと続く「常夏の国」です。もちろん雪は降りません。しかし、マレーシアのショッピングセンターではクリスマスシーズンになると、クリスマスツリーや雪だるま、そりに乗ったサンタクロースの飾りつけやイルミネーションが現れます。でも、これらは雪がある地域でのものですので、実際にマレーシアに住んでいる人たちは雪を一度も見たことがない人も大勢います。クリスマスは多くのマレーシア人にとっては「雪のお祭り」でもあるのです。

マレーシア人の海外旅行の観光として人気のあるのが「札幌雪まつり」です。 雪が降らないマレーシアにとって、一面の雪景色や雪だるまはマレーシア人であれば一度は見てみたい景色でもあり、クリスマスは それを連想させるのに十分なイベントとなります。

イスラム教徒でもクリスマスを楽しむのがマレーシア

中東のイスラム教国家などでは、イスラム教以外の宗教が受け入れられません。そんなイスラム教のイメージを根底から覆すような光景ですが、マレーシアでは、イスラム教徒のマレーシア人もクリスマスを楽しんでいます。もちろん、イスラム教徒ですので、断食や毎日のお祈りなども行います。しかしクリスマスになると、ショッピングセンターやホテルのディナーパーティーなどに出掛けるのがマレーシアです。

クリスマスがマレーシアでは盛んなもう一つの理由が、マレーシアの中華系の人にキリスト教徒が多いということです。中華系の人たちは、どこの国でもそうですが商売に長けています。そんな中華系の人の経営するホテルやショッピングセンターなどではそんなキリスト教徒に向けたクリスマス商戦が行われます。マレーシアではクリスマスは休日となりますので多くの人で賑わいます。そこにマレー系の人やインド系の人も訪れたりするとマレーシアらしい多民族な風景となるわけです。

クリスマスの後の正月は平日

1月1日はマレーシアでは州によって休みになるところがあるのみで、基本的には平日になります。クリスマスは休日になるので日本とは逆です。
マレーシアでは、中華系の旧正月、イスラムのハリラヤ、ヒンズーのディパパリなどそれぞれの宗教で新年にあたるイベントがあり、あまり新暦の正月は新年という感じはしません。

そんなこともあってか休日になるクリスマスには、家族で集まるようなイベントとなっています。日本ではクリスマスの飾りは12月25日を過ぎるとすぐに撤去されてお正月のイベントの準備に入るのですが、マレーシアではそこまで忙しくはありません。1月に入ってもクリスマスの飾りが置いてあるところも多くあり、南国ののんびりとした空気があります。またクリスマスの後の大きなイベントが2月の旧正月までないということもあります。そんなこともありマレーシアのクリスマスは盛大に行われるのです。

クリスマスを普通の祝日と思っているのかもしれない

日本でも様々な祝日がありますが、その祝日の意味を考えて過ごす人はそんなに多くないでしょう。海の日や山の日など、最近になってできた祝日も日本人に何の祝日かと聞いてもまともに答えることができる人はとても少数です。そんな状況と同じようにマレーシア人にとってもクリスマスは「普通の祝日」の一つなのかもしれません。

多くの人が雪国に憧れる

マレーシアでクリスマスを盛大に行う理由は様々ありますが、多くの人が雪を見たことがなく、雪国に一度は行ってみたいと思っているということがあります。マレーシアからの留学生がスキー場に行った時にはマレーシアでは一面に雪が降ることなどないと話していました。当たり前にできる雪遊びを本当に楽しそうにしていました。マレーシアではそうした体験ができないのですが、テレビや映画などで雪を知っている人は雪国に憧れを持つのです。日本人が常夏の島ハワイに行きたいと考えるのと心境は似ていると思います。

多宗教ならではの日本的なクリスマスの楽しみ方

日本でもキリスト教徒は少数派にも拘わらず、クリスマスのイベントは盛んです。マレーシアでもキリスト教徒は少数派ですが、クリスマスのイベントが数多く開催されています。日本でもクリスマスを楽しむ習慣がありますが、マレーシアでもそれはとてもよく似ていると思います。マレーシアのクリスマスはとても「日本的」といっていいでしょう。

マレーシアのクリスマスの雰囲気をそのままに

マレーシアのクリスマスは日本人も十分に楽しめるものです。日本人にとってのサンタクロースは宗教的な意味よりも「プレゼントを配る人」のイメージが強いですが、マレーシアでも同じです。日本と違うのは、イスラム教のマレー系や中華系、インド系の人が自分たちの宗教のお祭りではないクリスマスを盛大に楽しんでいるという点です。宗教も人種も違う人達が、自分とは関係ない宗教のお祭りで盛り上がるというのは、とても平和的で細かいことを気にしないマレーシアの国民性が表れています。そんなマレーシアのクリスマスの雰囲気に、現地のホームステイで感じ取ってみてはいかがでしょうか? 国際色豊かな日本では触れることのできないクリスマスは、一生の思い出になります。

マレーシアのクリスマスは家族が集まる一大イベントです。様々な年代の人の話を聞いてマレーシアの文化に触れてみてもいいのではと思います。マレー系の人の家に中華系の人が来ているなんて言うこともあり、英語、マレー語、中国語など様々な言語に触れるチャンスでもあります。この機会に、マレーシアホームステイをしてみてはいかがでしょうか?

クリスマスにマレーシアでホームステイ

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