ケンブリッチ式カリキュラム

ケンブリッジ式カリキュラム

英国式の教育システム「ケンブリッジ式カリキュラム」とは

ケンブリッジ式カリキュラムとは、イギリス式とも言われるように、イギリスの教育システムに沿ったカリキュラムのことです。このケンブリッジ式カリキュラムは、日本のものとも、アメリカ式カリキュラムとも、内容が全く異なります。日本にあるインターナショナルスクールのほとんどが、アメリカ式を採用しているため、日本人にはあまり馴染みのないシステムになっています。

各学校の年数

日本の教育システムでは、小学校6年~中学校3年~高校3年—大学4年(短大・専門2年)という方式になっており、義務教育は中学生までの9年間ということになります。

小学校に入学するのは6歳の時です。ケンブリッジ式では、日本で言う小学校にあたるPrimary schoolに5歳の時入学し、そこで6年間学びまです。その次は、Secondary schoolという日本の中学校・高校にあたる学校が5年間あります。ここまでが、義務教育です。(厳密に言うと、Secondary schoolも3年間+2年間という風に分かれていますが、複雑なためここでは割愛します。)その後の進路は人それぞれですが、イギリス系の大学に留学などをする場合義務教育終了時に受ける統一テストが非常に重要になります。

義務教育終了後の進路と統一テスト

ケンブリッジ式カリキュラムでは、義務教育終了時に統一テストを受ける必要があります。テストは5段階評価になっており、合格点を取れればSecondary schoolを卒業したということになります。大学進学を考える場合には、義務教育終了時に受ける統一テストで、「A」評価を取得しなければなりません。

ケンブリッジ式のインターナショナルスクールでは、そのスクールのある現地の教育制度によっては、大学までの学習が1年足りていないことになります。そのため、大学進学を考えてケンブリッジ式のインターナショナルスクールに入学する場合は、「A-Level」というクラスがあるかを確認することをおすすめします。

「A-Level」の授業がなければ、大学に併設されている大学準備コースのようなクラスに入ることになります。大学留学を考える場合、ケンブリッジ式カリキュラムで学んだ方は、イギリスに近い教育制度のある国への留学の方がすんなりと入れるでしょう。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどがそれに当たります。ちなみに、統一テストでA評価を取れなければどうなるかというと、ケンブリッジ式カリキュラム内では、大学受験資格がないため、大学ではなく、カレッジ進学や就職を考えることになります。

ケンブリッジ式インターナショナルスクールでの英語

世界、特にアジアのさまざまな国で、ケンブリッジ式カリキュラムを導入しているインターナショナルスクールがあります。そこでは、全ての先生が必ずネイティブというわけではないのですが、英語はもちろんイギリス英語になります。ですから、将来の進路としてイギリスへの留学、就職などを考える場合には、ケンブリッジ式カリキュラムで学ぶのが最適です。

先生がネイティブではないということに不安を感じるようでしたら、ネイティブ率の高いインターナショナルスクールを選びましょう。ただし、その場合非ネイティブ率の高いインターナショナルスクールに比べると、費用が高めになってしまうようです。

ケンブリッジ式で学んで、イギリス英語が身についてしまうと、アメリカ英語が難しくなるのではないかと思う方もいるかもしれません。ですが、イギリス英語とアメリカ英語は、頻用する文法や単語が違っていたり、一部の名詞が違ったりという違いはあるのですが、イギリス英語が完璧に話せるのであれば、アメリカ英語もほぼ難なく理解できるようになります。ちょうど関東の人が関西弁を理解しようとするような感じでしょうか。スラングなどでの問題はあるかもしれませんが、ビジネスの場などでは問題になることはありませんから、安心してください。

将来の進路について

子供をインターナショナルスクールに入れるとき、将来の進路までは確実には考えていないでしょう。また、日本人にとっては特にイギリスよりはアメリカの方が身近に感じられますから、ケンブリッジ式カリキュラムで学ばせると、国際的な活躍は難しくなるのではないか、アメリカやカナダには進学できないのではないかと不安になるかもしれません。

しかし、アメリカ人がやろうと思えばイギリスの大学に留学ができるように、ケンブリッジ式カリキュラムで育ったとしても、アメリカ系の大学に行くことはもちろん可能です。日本の大学への進学も、普通に日本の高校を卒業する生徒とは異なりますが、何の問題もありません。

ですから、ケンブリッジ式カリキュラムで学んだからといって、将来の選択肢が狭まるということはなく、逆に英語がネイティブレベルで話せ、インターナショナルな環境で育つことにより、国際的な感覚が身につくので、普通に日本の高校までを卒業するのとは全く異なる経験をすることができるのです。ですから、ケンブリッジ式カリキュラムのインターナショナルスクールに入るときに、将来の進路について全く考えていない場合でも、心配する必要はありません。

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